実績
structure
橋梁
2016年3月30日
新町川橋橋梁詳細設計業務
1.一般図
側 面 図
平 面 図
2.橋梁諸元
発注者 | 国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所 |
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架橋位置 | 徳島県徳島市沖洲地区 |
橋長 | L=500.0m |
支間長 | l=123.5m+250.0m+123.5m |
有効幅員 | B=22.000m |
上部工形式 | 鋼3径間連続鋼床版箱桁橋 |
下部工形式 | 張り出し式橋脚(中空断面) |
基礎工形式 | 端部橋脚:鋼管杭φ1000(中掘り) 中間橋脚:鋼管矢板井筒基礎φ1000(中掘り) |
設計工期 | 平成27年3月19日 ~ 平成28年3月30日 |
標準断面図
3.技術的特徴
- 上部工形式は、架橋位置が河口部の海に近い場所で航路上であったことからフローティングクレーンによる一括架設が可能で工期短縮が図れる鋼3径間連続鋼床版箱桁橋を採用した。また、上部工の断面は耐風安定性を確保するため風洞試験をもとに標準断面図のような11角形断面とし、塩分による腐食に対抗するため鋼板の接合部すべてを溶接接合とした密閉構造を採用した。
- FC(フローティングクレーン)による架設の検討に当たり、喫水に及ぼす影響を確認するため、深浅測量を提案し、流況観測と工事による濁度拡散シミュレーションを実施した。また、路面排水の流末処理に油水分離桝を設けてろ過するなど、環境への影響に配慮した。
- 上部工架設は、長さ161m、重量2900tonの大ブロックを台船で運び、巨大FC船による4回の架設工事で行われた。