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道路
2019年1月7日
ラウンドアバウトの計画設計
世界各地で急速に普及が進んでいる、信号機のない環状交差点「ラウンドアバウト」。
2013年6月14日の改正道路交通法により、円形交差点の一部が環状交差点として定義され、基準なども整備されました。2020年3月末時点で、全国101箇所で導入されています。(警察庁より)
1.ラウンドアバウトについて
ラウンドアバウトとは、円形の平面交差部のうち、主に「環道、分離島、流出部及び交通安全施設を有し、環道において車両が時計回り(右回り)に通行し、かつ侵入する車両によりその通行を妨げられない交通が確保できる構造であるものを示します。(ラウンドアバウトマニュアル(一社)交通工学研究会より)
また、ラウンドアバウトは、交差点での車両交通の安全性が向上、信号による車両の待ち時間の削減、災害時の交通処理力の向上など、多くの効果が期待されています。
大規模地震等多くの自然災害に見舞われている昨今、災害時にも平時とほぼ同様に機能する頑健な道路構造・交通運用が必要となり、なお一層の注目を集めています。
2. セントラルコンサルタント(株)の取り組み
当社では、2014年よりラウンドアバウトに関する検討会を設立し、検討業務・詳細設計業務に携わっております。