INTERVIEW 02
東京事業本部 道路交通部
2020年
入社年:
2015年4月
所属:
東京事業本部構造トンネル部
(育休取得時、現在は本社総務部所属)
家族構成:
妻、子供
育児休業期間:
2020年6月~8月(3か月間)
今では当社においても世間でも男性の育児休業は一般的になっていますが、当時は周りに男性で育児休業を取っている人はほとんどいなく、取っていても2週間~1ヶ月程度の短いものでした。そういう状況でしたが、子供が生まれるとわかってすぐに上司へ育休を取りたいと相談しました。
育児休業を取得したい理由はいくつかありました。
まず、子供の成長を見たかったこと。
特に新生児期や低月齢の子供の成長速度はとても早く、1日1日成長していく中、仕事で家におらず、子供の成長を見ることができないのは、もったいないと思いました。
次に産後の妻に休んでもらいたかったこと。
産後の女性の身体はボロボロと聞きます。そんな中、休まず育児家事をしていかなければいけない状況はだめだと思い、産後は妻がゆっくり休める環境を作る必要があると考えました。そこで育児休業を取得し、産後はゆっくり休めるよう家事育児をすべてやることにしました。(実際は、妻も育児はしたいので育児は一緒に、家事はすべてという形でした)
最後に育児は経験だと思っていたこと。
少し前の時代までは育児は母親の仕事で父親はやらない・できないという時代だったと思いますが、これは育児を[していない]→[なにをしたらいいかわからない]→[できない]→[やらない]ということだと思っています。(やらない→子供が懐かない→余計にやらない、、という負のスパイラルにも)
育児は経験を積むことが大事で、育児休業を取得して、とにかく経験しようと思いました。
本当はずっと育児休業をしていたいくらいですが、そうも言っていられないので、妻へのサポートが必要な期間かつ仕事への影響が少ない範囲でできる限り長く、と考えた結果、3か月という期間にしました。
一番サポートが必要な、いわゆる産褥期にしっかり休ませてあげたいと思い、産後すぐに育休を開始。当初の予定より1か月近く早く生まれたので、取得期間の変更もしました。融通を聞かせてくれた職場には大変感謝しています。
まず半年以上前から、具体的な時期と期間を上司に伝えました。
そこから取得に向けて、業務のスケジュールの調整を行い、なるべく育児休業中に案件が動くことが少ないよう調整を行いました。
当時は1年の中で繁忙期と閑散期の差が顕著で、運よく出産予定日が比較的仕事の少ない閑散期(6月~9月)でした。業務の多くは年度末で納品するため、その時期の仕事は継続業務と新規業務で数も少なく調整しやすかったということもありました。
また各業務の概要を引継ぐとともに、育児休業中の連絡先を伝え、何かあった際には連絡してもらうようお願いをしていました。
子供がパパっ子になりました。
上司・同僚がフォローしてくれたので、ありません。
出産・育児は人生の中で多くて数回の出来事だと思いますが、仕事から離れて育児に専念する機会は本当に貴重だと思います。そして育休取得で家庭は円満に。一方で取得にはどうしても職場や同僚の協力は不可欠だと思います。なるべく負担がかからない様に調整し、感謝して、職場も円滑に。男性の育休取得も増えてきて取りやすくなっていますので、ぜひ育児休業をお勧めします!