INTERVIEW 01
東京事業本部構造トンネル部
(育休取得時、現在は本社総務部所属)
2015年4月
入社年:
2015年入社
所属:
中部支社 道路交通部
家族構成:
私、夫、子
育児休業期間:
2021年7月~2022年5月(産前産後休暇2021年4月~2021年6月)
就職活動時より、結婚・出産しても長く働きたいと考えておりました。しかし、当時は業界的にも、技術職の女性は結婚して辞める方が大半であり、入社時も前例が少ない状況でした。
ただ、当社においては、早くから働き方改革を意識して取り組んでいたことから、徐々に「普通の女性が普通に長く働ける環境」が整っていき、妊娠出産を経ても復帰し、働く女性が増えていったことがきっかけです。
上長へ妊娠を報告した際、里帰り出産(愛知→大阪)や夫側は育児休業の取得は困難なことも伝え、取得の開始タイミングについては産後休暇後より開始したいと相談しました。
また、取得の期間については、子の生まれ月(5月)と保育所の利用開始を踏まえ、原則通り子が1歳になるまでの期間は取得したいと希望を伝え、上長に了承を得ました。その後、新年度からの保育所利用が決定したため、子が約1歳になる月に復帰しました。
業務については、妊娠報告時に、早産など緊急事態が起こる可能性や里帰り時期を伝えたため、事前に担当する業務量を調整いただきました。
また、引継ぎについては、緊急事態が起こる可能性を踏まえ、当初より担当する際に引継ぐ方と作業をするなど配慮いただきました。
このように調整いただいたおかげで、安心して産休・育休に入ることができました。
取得して良かったことは、職場環境を変えずに仕事を継続できたことです。
私は結婚・出産しても長く働きたいと考えておりましたが、実際妊娠して子を迎えてみると、本当に子を育てながら働くことができるのかと不安を抱きました。
ただ、もし妊娠を機に退職し、新たに職場を見つけて働くとなると新しいことを覚えながら、子育てをしていたと思うと今以上に大変だったのではと思います。
このことから、育児休業を取得させていただいたおかげで、職場環境を変えずに復帰して働くことができたのは良かったと感じています。
同じ部内に育休を経験して働く女性社員の方が居たため、産休に入る前から助けてもらっていたおかげで、育児休業取得に関して困ったことはないです。
ただ、子中心の生活を送っていたため、子関係の知識(童謡やキャラクターの名前など)で頭がいっぱいで、復帰してから仕事の知識が入りにくくなりました(笑)
家族のカタチを創るのは、会社ではなく自分自身とパートナーです。
当社においては、国の制度改正に伴って、育児休業関連の制度も改定するなど社内規定は整えているため、子を迎える方は前向きに検討して取得してほしいと思います。
また、取得に関わらず、子を迎えて変化する家族のカタチについて、パートナーと共に考える時間は作ってほしいと思います。
最後に、妊娠・出産は、人生で数回しか経験することではないと思うので、育児休業を取得してゆっくり小さな子を育んでほしいです。