INTERVIEW 01
東北で社会貢献がしたい
東北支社 企画営業部管理課
2023年入社 障がい者雇用
工学部 環境建設工学科(2012年3月卒業)
仙台市街地と高速道路へのインターを結ぶ自動車専用道路の橋梁について、古くなった床版の取替設計を担当しています。交通量が多く規制が困難であること等、現場制約事項が多いため、一つ一つの課題を解決しながら、床版の形式や割付、施工方法等の検討を行っています。
一口に橋梁設計と言っても、橋長や支間割、上部工の形式や高欄等の付属物の検討等、考えて、協議することは沢山あります。自分が検討して、良いと思ったことを発注者に提案し、採用されることもこの仕事の面白さですが、実際に自分が設計した通りに橋梁が完成することはこの上ない面白さです。
業務の協議にて、検討結果を発注者へ説明し、質問を受けても明確に回答できて、「なるほど、なるほど」と言ってもらえた時に成長を感じました。自分でとことん調べて、伝わりやすいように工夫した資料で臨んでいたので、凄く自信に繋がりました。
私は、東北の橋梁設計に携わりたいと思い、転職しました。セントラルコンサルタントを選んだ理由は、転勤が少なく、東北の仕事に精通した技術者へ成長できると思ったからです。客先は国土交通省が多く、社員が日々成長するために努力していること、成長のために会社も教育体制を整えていることがとても魅力に感じました。
東北支社の構造橋梁部は、穏やかな仲間が多く、業務中はパソコンのキーボードを叩く音が聞こえる位静かな時もあります。ですが、出張時の移動中や飲み会等、業務外は皆気さくで楽しく時間を過ごせます。優しくて、他人を思いやれる方が多いのが自慢の職場です。
私が住んでいる仙台からは、車で行ける距離に蔵王や松島などがあるので、休日はドライブがてら豊かな自然や植物を見てリフレッシュします。ドライブ中に橋梁があると、ディテールや状態をよく見てしまいますが、それも楽しいです。宮城は海鮮が凄く美味しいので、お寿司屋さん巡りをすることも・・・
私は、高校生の時に大きな斜張橋を見て、「橋って恰好いい、こんな構造物をつくる仕事に就きたい!」と思い、建設工学科に入学しました。それまでは、土木について、考えることもあまりなかったので、勉強も実験も何もかもが新しい世界でした。大学では野球部にも入り(マネージャーですが)、それまではあまり触れることのなかったスポーツにも出会いました。今では、東北楽天ゴールデンイーグルスの球場で野球観戦が趣味の一つとなっています。
技術力が高いってどんなことかわかる?入社後にある方に問われました。私は、どんな解析でも出来て、どんなソフトでも扱える人かな、と思っていました。 しかし、回答は、「自分の技術を明確に伝えられるってことだよ」でした。 建設コンサルタントの仕事は、数式と数字だけではありません。この考えの根拠はこの文献、検討案の抽出の理由、比較検討結果の評価等、自分だけがわかる仕事ではなく、誰が読んでも簡単に理解できる報告書が求められます。学生時代では、新聞や沢山の本を読んで、日本語を明確に使える国語力を養うことをお勧めします。 自分がやりたい仕事に就けるのはとても幸せなこと。就職活動頑張ってください。